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民主党政権が自衛隊を使って言論を監視。日本の法治主義は崩壊へ。 Vol.03

今回は次官通達のその後と、民主党・松崎哲久と自衛官の入間基地でのやり取りについて防衛省の調査報告が公表されましたので、その事について書きたいと思います。

まず、通達について。

時事ドットコム:政治発言自粛の通達撤回=自民の反発受け-防衛省
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011033000743
2011/03/30-16:44

 小川勝也防衛副大臣は30日午後の参院外交防衛委員会理事会で、自衛隊関連行事の来賓に政治的発言を控えるよう求めた防衛事務次官通達に替わる新たな通達を提示した。新通達は政治的発言に関する部分を削除。事実上、これまでの通達を撤回した形で、憲法が定める言論の自由に反するとして批判していた自民党も受け入れた。
 新通達では、来賓のあいさつに関し「隊員は政治的行為の制限に違反しているとのいささかの疑いも生じさせることのないよう適切に対応する」と抽象的な表現にとどめた。
 防衛省は次官通達に基づき、来賓のあいさつ内容を自衛隊各部隊に報告させていたが、小川副大臣は理事会で、これについても取りやめる方針を示した。

思いやり予算31日承認 与野党、通達撤回で合意 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032901001129.html

 2011年度以降の在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)に関する新たな特別協定案が年度内に承認されることが29日、固まった。政府、与党が自衛隊施設の行事に政治的発言をする者を呼ばないよう求めた防衛省通達を事実上撤回すると伝え、自民党が31日の参院本会議採決を容認。現行協定の3月末の期限切れで、4月から予算執行根拠を失う「空白期間」は回避されることになった。

 新協定案は日本側の負担額について、11年度以降も現行水準(10年度1881億円)を維持するとの内容で、有効期間は5年間。

いそざき陽輔のホームページ
http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/

速報 防衛次官通達問題が政治決着

 3月29日(火)、防衛次官通達問題が、外交・防衛委員会与野党理事間で決着が付いた旨の報告がありました。「隊員の政治的中立性の確保について」という新しい短い通達を発し、前通達は撤回しないものの、通達を上書きして、自民党が言論の自由に反するのではないかと指摘した部分を事実上失効させるものです。通達が発出され次第、ここに掲げます(暫定版pdf)。

http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/data/img-329170909.pdf (PDF注意)

自衛隊 新通達(暫定版) 自民党・磯崎陽輔議員のホームページより引用

新通達の資料は自民党の磯崎陽輔議員が暫定版ですがアップしてくれています。

以前の通達についてはこちらをご覧下さい。

新通達が出されるようですが、自衛隊法とその関連法が守られていれば、通達自体必要有りません。
通達の表現が緩和される事は前進だとは思いますが、現在の政府・与党は「法治」を理解していませんので、情報保全隊が今後も同様の監視任務を政府から受ける可能性は考えなければなりません。
通達が撤回されたから良いという事ではなく、実際の運用にこそ注意しなければなりません。

共同の記事では通達の撤回が交換条件であったかのように書かれていますが、前回の通達は違憲、違法であり、交換条件に使えるような物ではないことも書いて置きます。

いそざき陽輔のホームページ
http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/

民主党松崎哲久議員に係る防衛省調査資料を公表

 3月23日(水)、参議院予算委員会理事懇で、民主党は、昨年7月27日(火)における航空自衛隊入間基地納涼祭における同党の松崎哲久衆議院議員のトラブルに係る防衛省の聴き取り調査の結果(pdf)を公表しました。

http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/data/matsuzaki.pdf (PDF注意)

昨年7月の入間基地でのやり取りに関する防衛省調査資料 自民党・磯崎陽輔議員のホームページより引用

こちらも磯崎議員のホームページからですが、以前のエントリーで取り上げた産経の記事がほほ間違いではなかったようですね。
以前のエントリーで取り上げた産経の阿比留瑠比記者のblogにあるように、この防衛省の調査は、昨年11月26日の段階で終了している事を北沢防衛大臣が国会で明言しています
その中で北沢防衛大臣は調査が公表出来ない理由について、「民主党側の松崎哲久議員の調査が終わっていない為」と発言していました。この調査文書が公表されたという事は民主党側の調査を踏まえての物であるのか、それとも、民主党側の調査は終了していないのか、はっきりさせる必要があります。
もし、前者であるならば、松崎議員は嘘を吐いていた事になりますので、その事についての説明と身の処し方についても明言して頂かねばなりません。

何れにしても、これらの説明と自衛隊への謝罪は当然あるべきでしょうし、松崎議員の公での説明は早急にされるべきです。



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民主党政権が自衛隊を使って言論を監視。日本の法治主義は崩壊へ。 Vol.02

少し古いネタなのですが、どうしても書いておきたいので取り上げます。

この問題は、以前のエントリーでも取り上げましたので、そちらも併せてご覧下さい。

【自由が危ない】防衛次官通達、安住氏が主導 政務官再考促すも耳を貸さず+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110127/plc11012701310010-n1.htm
2011.1.27 01:30

 防衛省が昨年11月、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を出した問題で、これを主導したのは当時防衛副大臣の安住淳民主党国対委員長だったことが26日、分かった。複数の防衛省筋が明らかにした。通達に関する会議で広田一政務官は「この通達はやりすぎだ」と再考を求めたが、安住氏は振り切ったという。

 昨秋の臨時国会で自民党が「言論統制を強いる通達だ」として北沢俊美防衛相らを厳しく追及したことを受け、安住氏が通達撤回を検討していたことも分かった。安住氏は「撤回しても効力はものすごい。通達を1度出したことに意義がある」と周囲に語ったが、北沢氏は「撤回すると非を認めたことになり、さらに野党に追及される」と判断し、撤回を見送った。

 通達は、11月3日の航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)の航空祭で、民間団体「航友会」会長が「一刻も早く菅政権をぶっつぶしましょう」などと政権批判したのがきっかけ。

 これに激怒した安住氏は「何でもいいから制裁措置を考えろ」と対応策を指示。内局文書課が通達案を作成したところ、安住、広田両氏は担当幹部とともに防衛省内で会議を開き、通達案を協議した。

 広田氏は通達への反発を憂慮し、「やり過ぎだ」と再考を促したが、安住氏は耳を貸さなかったという。その後、北沢氏も通達を了承し、11月10日付で通達が発出された。

 広田氏の懸念の通り、自衛隊やOB組織、後援会などで「思想信条の自由を定めた憲法の精神に反する」と激しい反発が起き、自民党は国会で北沢氏らを追及。民主党からも「後世に残る政権の汚点だ」(党幹部)との批判が上がった。

 これを受け、安住氏は通達撤回を検討した。この際に「撤回しても効力はものすごい」などと語ったのは、一度通達を出せば自衛隊内で強く印象づけられ、民間人の政権批判を控えさせる「自主規制」が働くと踏んだからだとされる。

 安住氏は産経新聞の取材に対して「コメントしない」と語った。

安住氏、事務次官通達の関与は認める - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110127/stt11012723360079-n1.htm
2011.1.27 23:34

 民主党の安住淳国対委員長は27日、防衛副大臣当時に自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を主導したとする同日付産経新聞の報道に対し「通達を発出する前に、北沢俊美防衛相を含め省内でいろいろな会議に参加した」と関与を認めた。ただ「具体のやりとりはまったく記憶にない。通達を撤回したいと思ったことは一度もない」と強調した。国会内で記者団に語った。

安住氏の反論は非常に弱いですね。これを見ると、産経の報道はその詳しさからいっても正しいのではないかと思います。

「記憶にない」という発言は、これまで疑惑を持たれた政治家の誤魔化しの常套句であったことを指摘しておきます。

【自由が危ない】北沢防衛相「火の粉もないところに捏造記事」 本紙の保全隊報道を批判 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110207/plc11020719200012-n1.htm
2011.2.7 19:19

 自衛隊の情報保全隊が自衛隊OBの自民党国会議員らの講演を潜入監視していた問題で、北沢俊美防衛相は7日の衆院予算委員会で「潜入監視はない」と否定。この問題を報じた本紙記事を「火の粉もないところから煙が出た。捏造(ねつぞう)のような記事にびっくりしている。自衛隊内に秘密警察的な動きがあることを喧伝(けんでん)されるのは迷惑だ」と批判した。自民党の小野寺五典氏の質問に答えた。

 北沢氏は「保全隊は隊員を保護するために活動している。外部の諜報活動をする話ではない」と強調する一方、「誰を対象にしたかを公表すれば隊の使命を根底から覆すことになる」と活動内容の開示を拒んだ。

 また、自衛隊OBの宇都隆史自民党参院議員の講演会に保全隊員が出席していたことは認めたが、「主催者が、出席した隊員の仲人であり、自衛隊のOBでもあったため出席した」と説明し、任務だったことを否定。宇都氏と佐藤正久自民党参院議員は「(監視の)対象外だ」とも述べた。

 情報保全隊はイージス艦情報漏洩(ろうえい)事件後、機密保全強化と情報収集の効率化に向け、平成21年に陸海空3自衛隊の情報保全隊を防衛相直轄部隊に統合した。全国で所属隊員は約1千人。

北沢氏、自衛隊情報保全隊問題で虚偽答弁の疑い 衆院予算委 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110209/plc11020901000000-n1.htm
2011.2.9 01:00

 自衛隊の情報保全隊が自衛隊OBの自民党国会議員らの講演を潜入監視していた問題で、北沢俊美防衛相が7日の衆院予算委員会で虚偽答弁をした疑いの強いことが8日、わかった。

 問題となったのは昨年12月11日に香川県善通寺市で行われた自衛隊OBの宇都隆史参院議員(自民)の講演会。北沢氏は宇都氏の後援会が企画した講演に保全隊員が出席したことは認めたが「主催者から隊員に『出席したらどうか』という案内があった。主催者が隊員の仲人で自衛隊のOBでもあり、休日でもあったため出席した」と述べ、任務でなかったと強調した。

 しかし、関係者によると主催者はこの隊員の仲人ではなく、直接的なつながりはなかった。講演会は昨年11月10日に自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達が出された後だったため、後援会では現役隊員への案内状の発送を見送った。

 しかし、講演会には保全隊の隊員が1人で私服で来場。主催者側が所属を聞いたところ「(陸上自衛隊)善通寺(駐屯地)の保全隊」と答えたという。北沢氏は保全隊について「外部の諜報活動をする話ではない」と説明したが、答弁に反して監視活動をしていた疑いが強いことになる。

これも産経の報道が事実であるならばとんでもないことです。以前のエントリーで取り上げた「政府は虚偽答弁の責任は負わない」という答弁書を盾にこういう答弁を行っているのかも知れませんが、ふざけているとしか言い様がありません。

もう一つ情報保全隊が民間人の言論を監視しているだろうという証言を引用しておきます。

#MPJ MPJコラム更新! 情報保全隊の恣意的運用 葛城奈海
http://mp-j.jp/free_9_29.html#a12
2011.2.6

 年が明けて1月24日、産経新聞の一面トップに「防衛省直轄 防諜部隊が『不当調査』」の見出しが躍った。情報保全隊が保守系講演会で隊員を監視していることをリークしたもので、潜入対象として、陸自OBの佐藤正久議員や田母神俊雄元空幕長の講演会、田母神氏が会長を務める「頑張れ日本! 全国行動委員会」の集会とあるのを確認し、私を刺したのも保全隊員だったのだなと思うと同時に、最後に挙げられていた「特殊作戦群初代群長の会合」の文字に目が留まった。特殊作戦群初代群長=荒谷卓氏とは長年活動を共にしており、彼の講演等で実際、私自身が保全隊員の姿を複数回目撃していたからである。保全隊員の素性を知った経緯は記述を控えるが、現場では「普通のサラリーマン」と称していたことを付言しておく。

抜粋引用の為、詳しくはリンク先をご覧下さい。

このように、産経の報道以外にも証言があります。

北沢防衛大臣は、先の国会答弁の真偽の説明と情報保全隊の民間人への監視についての説明をする義務ります。

菅政権の情報統制・隠蔽体質と自衛隊について:イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2127895/
2011/01/26 12:46
続・菅政権の情報統制・隠蔽体質と自衛隊について:イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2129311/
2011/01/27 13:34
参考・自民党の申し入れ「防衛次官通達は撤回すべき」:イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2146985/
2011/02/08 17:16

こちらの産経の阿比留瑠比記者のブログにも次官通達及び情報保全隊についての記事がありますのでご覧下さい。

過去のエントリーで何度か取り上げている民主党・松崎哲久議員の問題についても未だ政府与党から説明がありません。もういい加減に党の調査も終わっているでしょうから、調査結果を一刻も早く報告して頂かねばなりません。



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民主党政権が自衛隊を使って言論を監視。日本の法治主義は崩壊へ。

国会議員講演会に防諜部隊投入、自衛隊員監視、防衛相直轄部隊が「不当調査」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401310015-n1.htm
2011.1.24 01:30

 北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが23日、分かった。複数の防衛省・自衛隊幹部が明らかにした。本来任務とは乖離(かいり)した不当調査の疑いがあり、憲法で保障された思想・信条の自由を侵害する監視活動との指摘も出ている。

 自民党は24日召集の通常国会で、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる昨年11月の「事務次官通達」問題と合わせ、保全隊の監視活動についても政府を追及する方針。

 保全隊は佐藤、田母神両氏の講演のほか、田母神氏が会長を務める保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」の集会にも隊員を派遣。また、陸上自衛隊唯一の特殊部隊「特殊作戦群」の初代群長を務めた陸自OBの会合なども監視対象にしている。

 監視目的は現職自衛官の参加の有無を確認し、参加している場合は氏名も特定する。佐藤、田母神両氏の発言内容もチェックし、報告書の形でまとめ、提出させている。

 陸自朝霞駐屯地(東京都など)に本部を置く東部情報保全隊の隊員が投入されるケースが多いとされる。保全隊は陸海空3自衛隊の統合部隊で、監視実態が発覚しないよう、空自隊員の参加が想定される田母神氏の講演には隊員同士の面識がない陸自の保全隊員を派遣することもあるという。

 保全隊は外国情報機関によるスパイ活動などから自衛隊の保有情報を防護するのが主任務。自民党政権時代には「日本赤軍」や「オウム真理教」のほか、「暴力革命の方針」(警察庁公表文書)を掲げた共産党が自衛隊を侵食するのを防ぐため、それらの監視活動も行っていた。ただ、保守系の議員や自衛隊OBを監視対象にしたことはない。

 防衛相経験者の石破茂自民党政調会長は「保全隊は自衛隊の安全を守る組織で在任中は恣(し)意(い)的に運用しないよう徹底させていた。何を目的にした監視活動か追及する」と話している。

 監視対象とされていた佐藤氏は「自衛隊への破壊活動とそれを目的とした浸透活動をはかる団体の情報収集は必要だが、対象を際限なく拡大するのは問題だ。自衛隊員は国家に忠誠を尽くすことは求められるが、政党や政治家の私兵ではない」と指摘している。

     ◇

 自衛隊情報保全隊 平成21年8月、陸海空3自衛隊の情報保全隊を統合し、大臣直轄部隊として新編。ネット上での情報流出やイージス艦情報漏(ろう)洩(えい)事件を受け、機密保全強化と自衛隊へのスパイ活動に関する情報収集の効率化のための措置。実動部隊は中央情報保全隊と北部、東北、東部、中部、西部の地域ごとの保全隊で構成する。駐屯地や基地ごとに派遣隊も置き、隊員は約1千人。

【自由が危ない】狙いは「反民主OBと現職遮断」政治主導で部隊利用の疑い、防諜部隊の不当調査 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401300014-n1.htm
2011.1.24 01:30

 自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達問題に続き、「自衛隊情報保全隊」の不当調査が明らかになった。調査の実態は、民主党政権に批判的な自衛隊OBの言動から現職自衛官を遮断するものだ。防衛相直轄の防諜部隊を政治主導で恣意(しい)的に利用している疑いもあり、民主党政権が進める「秘密国家」化は加速している。(半沢尚久)

 「自衛隊各種行事における国会議員の招待について」。そう題され、右上に「注意」「平成21年12月」「大臣官房文書課」と書かれた防衛省の内部文書がある。自衛隊の駐屯地や基地がある都道府県が選挙区だったり、議員事務所を置いていたりする国会議員以外は、行事への代理出席などを認めない「統一基準」を設けるためのものだ。

 文書は起案どまりで発出されることはなかったが、同年9月の政権交代直後から基準策定が検討された形跡を示している。自民党幹部は「比例選出の佐藤正久参院議員の関係者を自衛隊行事から締め出すことを狙ったのでは」と指摘する。政権に批判的な野党議員の主張に現職自衛官を触れさせない意図があるという。

 昨年11月に事務次官名で出された「隊員の政治的中立性の確保について」と題する通達にも、同じ意図がみえる。通達は民間人に自衛隊行事での「言論統制」を強いる一方、自衛官が部外の行事に参加することについても、政権批判が予想される場合は参加を控えるよう求めている。

 この規定は、現職自衛官が佐藤氏や田母神俊雄元航空幕僚長の講演会に参加することを監視する「根拠」とも位置づけられる。

 通達後、保全隊による監視も強化された。昨年12月、田母神氏が会長の保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」が都内で開いた政府・民主党に対する抗議集会について「自衛官の参加を厳重に確認するよう改めて指示が出された」(防衛省幹部)という。自衛官の間にも保全隊が調査に入っているとの情報は拡散しつつある。

 通達は防衛省政務三役が主導したとされる。保全隊による監視も「官僚の判断で部隊を動かすとは考えにくい」(自衛隊幹部)との見方が大勢だ。

 田母神氏は「国家と国民のことを考えて発言し、行動しているのを監視するのは不当極まりない。通達と同様、民主党政権はひたすら自分たちへの批判を封じ込めようとしているだけだ」と話している。

枝野氏、自衛隊防諜部隊の不当調査報道に「事実と認識してない」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012410480077-n1.htm
2011.1.24 10:47

 枝野幸男官房長官は24日午前の記者会見で、北沢俊美防衛相直轄の「自衛隊情報保全隊」が陸自OBの講演で、自衛隊員の参加状況を監視しているとした産経新聞報道について、「報道されている事実があったと認識していない。防衛省を中心に報道を分析し、必要があれば然るべき対応をとるべく検討していると報告を受けている」と述べた。

この問題は過去のエントリーでも書きましたが、事務次官通達が拡大解釈されて、いよいよ自衛隊員が言論統制の道具として利用されてしまったようですね。

昨年の国会審議の中で、北沢俊美防衛大臣は、「自衛隊の施設内で政治的な発言が為され、自衛隊員が誤解を受けない為のものであって、自衛隊員以外の表現の自由を制限するものでは無い。」という旨の答弁をされていました。
しかし、この記事にある佐藤正久議員や田母神俊雄氏の講演などは、通達によって自衛隊の施設内では無いでしょうし、「頑張れ日本! 全国行動委員会」の参加者は、大多数が民間人でしょう。
その中で講演の内容や集会の内容を調査するのは明らかにおかしいですし、憲法違反です。

もう一つの問題として、仮に調査の対象が自衛隊員だったとしても憲法第19条違反にあたる可能性があります。
隊規に違反したのであれば、何らかの処分を受けても仕方がありませんが、講演を聞きに行ったり、集会に参加したりしただけで監視されるのは明らかにおかしいです。

この自衛隊の一連の行為が、誰の命令で、何の目的で、何故数多ある講演や集会から対象にこれらが選ばれたのか、説明する責任が政府にはあります。

以前のエントリーで取り上げた、松崎哲久議員の入間基地でのトラブルの調査結果と併せて説明して頂かねばなりません。



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防衛省の次官通達について Vol.03

このエントリーをご覧になる前に、

民主党政権が、ついに民間人にまで言論統制を始める
http://kiborinanika.blog45.fc2.com/blog-entry-552.html
民間人の言論統制を促す様な通達について、i自衛隊員を恫喝した疑いのある松崎哲久議員が自衛隊関係者を呼び出していた事がが判明
http://kiborinanika.blog45.fc2.com/blog-entry-557.html

上記のエントリーをお読み頂くと経緯等が理解しやすいだろうと思います。

「おれは歩きたくないんだ!」隊員を団扇で数回たたく 防衛省調査で判明 松崎議員"恫喝"の全容 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101128/stt1011280131000-n1.htm
2010.11.28 01:30

 民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)の納涼祭で、空自側の対応に不満を抱き、隊員に"恫喝(どうかつ)"ともとれる発言をした問題の詳細が27日、防衛省の聞き取り調査で分かった。松崎氏は駐車場までの徒歩要請を「歩きたくない」と拒否。歩行者安全確保のための一方通行規制を無視し、車を逆走させて呼び寄せた上で隊員の腕をつかみ、うちわで数回たたいた。

 防衛省の内部調査は終了したが、北沢俊美防衛相は「調査は進行中」(26日の参院予算委員会)として、結果を公表していない。

 松崎氏はこれを報じた18日の産経新聞記事について自身のホームページ(HP)で「隊員には手も足も触れていない」「受付方向に車が走れないと思う方が無理」と反論している。

 調査では、松崎氏は7月27日午後8時50分ごろ、受付付近から、約30メートル離れた来賓用駐車場の自分の車を一方通行規制を逆走させる形で呼んだ。

 車は誘導に従わず丁字路の右折を試み、隊員Aが注意すると、運転手は車を降り松崎氏のところまで歩いて事情を説明した。松崎氏が「2車線あるから問題ない。車をここに着けろ」と話したのを、近くにいた隊員Bが聞いた。

 隊員Bが「混雑のため車両規制を実施しています。事故の可能性もある」と車まで歩くことを要請したが、松崎氏は「おれは歩きたくない」と拒否した。

 運転手は車に戻り、隊員Aの制止を無視して一方通行を逆走、十字路でUターンして停止。松崎氏は隊員Bの腕をつかみ「ほら危なくないだろう」と言いながら、持っていたうちわで数回たたき、車に乗った。

 隊員Bはドアが閉まった後、「二度と来ないでください」とつぶやいたが、車窓が開いており松崎氏が聞いた。松崎氏のHPでは、このとき「ムッとしたが挑発に乗ったらダメだと分かっているから立ち去った。後日、基地側から謝罪にきたが、私が謝罪を求めたのではない」としている。

 だが防衛省調査では、松崎氏は隊員Bに詰め寄り「何だおまえは。司令官を呼んでこい」と言った後、受付で受付担当幹部に事情を話し、隊員Bの謝罪を求めたとあり、言い分は食い違っている。

 調査はまた「隊員Bは胸をつかむように押されたと言っている」としたものの、「同僚隊員からは死角で、目撃証言は得られなかった」とした。

 松崎氏は27日、産経新聞の取材に「隊員に手は触れていない。うちわが触れたかどうかまで記憶にない。私は子供のころから家族にも友人にも手を出したことはない。周囲もそれを信じてくれている」と語った。

民主党・松崎哲久議員と自衛隊員の位置関係及び行動図(産経引用)

空自入間基地のトラブル続報と情報隠蔽と:イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1912830/
2010/11/28 23:44

 《調査はまた「隊員Bは胸をつかむように押されたと言っている」としたものの、「同僚隊員からは死角で、目撃証言は得られなかった」とした》

 この部分について、防衛省の報告書は、さらに以下のようにあえて付け加えているのです。

 《なお、周囲には、民間人がたくさんおり、現場を見ていた》

 …これは、素直に受け止めれば、自衛隊員の証言としてはトラブルの当事者となった本人の証言しかないけれど、大勢の人たちがその場を目撃しているんですよ、ということをやんわりと言っているわけでしょうね。また、報告書はトラブルの仲裁に入った狭山市議の実名も書いています。

 さらに、当事者である隊員が、その場で上司に「あやまれ」と指導されたにもかかわらず、謝罪を拒否したということも記されています。松崎氏はHPで「ムッとしたが挑発に乗ったらダメだと分かっているから立ち去った」と書いていますが、防衛省調査の具体性に比べ、いかがなものかと。

 北沢俊美防衛相は26日の参院予算委員会で、自民党の世耕弘成氏が「この事実関係はどうなっていますか。松崎議員と入間基地のトラブルは」という質問に、こう答えました。

 「自衛隊、防衛省でする方は終了している。松崎議員の方の(民主党による)調査はいま進行中であり、途中だ。これは整合性を図らなければいけないから片方だけとは言えないのでご理解を願います」

抜粋引用の為、詳しくはリンク先をご覧下さい。

今後も正論を貫きます
http://matsuzakit.jp/article/13841858.html

 11月の入間基地航空祭で、協力団体の会長による不適切な発言があったことに関して、その当人は「今後の行事では民主党政権批判を自粛する考えを示した」そうです。防衛省が全国の基地等に事務次官通達を出した結果であり、自衛隊の文民統制(シビリアン・コントロール)を確保する上で大きな前進となるはずです。

 世界情勢、とりわけ周辺諸国との関係や近海の静穏に懸念が広がる中で、陸・海・空の防衛を専管する自衛隊の存在意義は高まるばかりです。だからこそ、運用については規律を重視し、厳正におこなわれなくてはなりません。

 昨年の政権交代以来、入間基地に限らず同様の事例が頻発していて、省内でも問題になっていたそうです。それが異例の通達につながった背景にありますが、戦前のような軍部の暴発を避けるためには、市民の目線による不断の監視を続けていかねばなりません。

 正しいことを言い続けると、それを快く思わない人たちは搦手から攻撃をし、脅しをかけてきます。ひとたび「新聞」と名のつく媒体に書かれると、一方的な主張が一人歩きしてしまいます。「火のないところに煙は立たない」とか、「二度と来るなと言うまでのやり取りが問題」との感想を述べる方もありますが、それが謀略の手口です。私が言うはずもない言葉(誰だと…)や態度を報じた記事を鵜呑みにさせて、「恫喝」の印象を形成させようとしているのです。

 私は、これまでに何度となく同様な攻撃を受けてきましたから、これで屈するほど軟弱ではない積もりです。最近も、小沢氏支持を鮮明にしてテレビや新聞で発言したことに対する「嫌がらせ」の数々がありましたが、私は政治家として正しい政策を実現するために、発言すべきは発言し、行動すべきは行動しなくてはならない、と思っています。

 まして今回の件、すなわち自衛隊の文民統制を守ることの重要性については、1)小沢氏が好きな人も嫌いな人も、2)菅内閣の政策を支持する人も不支持の人も、3)一連の問題への仙谷官房長官の対応を快く思わない人も含めて、すべての「良識ある市民」が不断の注意を払わなければならない問題ではないでしょうか。

 もちろん、私が個人として愉快なわけがありません。記事に触発されたネットの世界では、隊員が女性だったと虚言として、つまり、私の人格攻撃までされているのです(言うまでもなく男性)。しかし、「それでも、なお」という心をもつ者が政治家だと信じて、今後も活動して参ります。

産経新聞報道に関して

 まず、支援者の方々に、大きなご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。もちろん、7月の納涼祭の件はいわれなき中傷であり、全く事実無根です。

 当日、基地内の誘導の仕方が不適切だと思いましたので、その旨は指摘しました。私に対し暴言を吐いた隊員には手も足も触れていません。「松崎議員自衛官を恫喝」「車逆走指示」「誰だと思っている」と見出しを掲げているのは、謀略の類で新聞報道の名にも値しない記事ですし、とにかく民主党議員を片端から悪者に仕立て上げようとの魂胆が見え透いていて、仲間の多くからも(産経新聞の記者たちを含めて)毅然と対応しろと励まされています。

 私が一方通行の「逆走」を要求したこともありません。そこは両面通行の場所でしたから、受付方向に車が通れないと思う方が無理なのです。事情を聞いている時、上官の一人が私の車を誘導してきましたので乗り込みましたが、その際、男性隊員に「二度と来るな」と悪態をつかれました。さすがにムッとしましたが、挑発に乗ったらダメだと思い、こらえて立ち去りました。後日、基地側から謝罪がありましたが、私が謝罪を求めたのではなく、あくまで誘導システムに問題があることを指摘したのです。私は、むしろ彼の立場に配慮して、説明に来た基地の幹部に、「議員とは思わないで言ったのだろうが、誰であれ市民に対して『二度と来るな』と暴言を吐くのは良くない」と言ったものを、当日のことに事実を曲げ、趣旨を全く逆に変えて宣伝されています。が、本筋は11月の話の逆恨みでしょう。

 産経は一部しか書いていませんが、11月3日の入間基地航空祭の祝賀会場で、協力団体の会長が「みんなで、一刻も早く菅政権をぶっつぶして、昔の自民党政権に戻しましょう」(防衛省の記録)と、隊員を煽動する発言をしたのです。これが不適切であるのは論をまたないと思います。

 翌日に報告を受けた防衛省も「自衛隊法」等の政治的行為の制限に違反するという認識で事務次官通達を出しましたが、自衛隊員に倒閣を煽動するのは、自衛隊は文民である首相や防衛大臣によるシビリアン・コントロールに服する大原則に反します。もちろん、民間人が基地外の、公式行事でない場所で自由に発言するのを封じるものではありません。しかし、その大原則をルーズにしていると、戦前の軍国主義の跋扈による蹉跌を繰り返してしまう恐れがあるのです。

 本当は、私はこれを基地内の問題だけにとどめておこうと思ったのですが、自衛隊側の問題意識が本省への迅速な報告になったようです。その判断に異を唱えるものではありませんが、結果、私が狙い打ちにされてしまいました。

 事務次官通達は「隊員の政治的中立性の確保について」というものです。市民が市民として菅内閣の政策を批判されるのは自由ですが、そこに隊員を巻き込むかのような動きは、かえって自衛隊の為にもならないと思います。支援者の皆々様に対してお詫びを繰り返しますとともに、関係各位にはご自制をお願い申し上げます。

衆議院議員 松崎哲久

これが産経と新聞と松崎哲久議員の言い分ですが、松崎議員は文章を加筆・修正しているようです。以前のエントリーに修正前の文章を全文引用していますので、そちらも併せてご覧下さい。

以前にも書いたかも知れませんが、松崎議員の主張には具体性がありません。

一民間人の発言がどうシビリアン・コントロールに影響し、現在の自衛隊がどうなってしまったのか、一切言及がありません。「同様の事例が頻発していた」ということであれば、通達が出される前にシビリアン・コントロールが効いていなかったという証明が具体的にできるはずです。そして、通達後にそれがどの様に変化をもたらしたのか比較を交えて説明出来るはずです。

防衛省の通達及び文書課の連絡文書が省の内外を問わず、事前・事後に民間人の発言を検閲するよう自衛隊に求めている事は以前のエントリーでも書いた通りであり、松崎議員が通達や国会でのこの問題に関するやり取りを理解していないのは明らかです。

大塚前議員のあいさつも拒否 防衛次官通達で - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101129/plc1011292021018-n1.htm
2010.11.29 20:19

 自衛隊施設内での政治的発言などを制約する防衛事務次官通達問題を受けて、大塚拓前衆院議員(自民)が自衛隊関連の会合であいさつを事前に断られたことが29日、自民党「言論弾圧通達検討プロジェクトチーム」の会合で分かった。

 会合には、通達のきっかけとなる民主党批判をした民間後援団体「航友会」の荻野光男会長が出席した。荻野氏は、25日に航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)の近くで行われた入間基地退職者雇用協議会の創立25周年記念式典で「大塚氏とともにあいさつを断られた」と述べた。

 関係者によると、協議会側は大塚氏に式典への出席とあいさつを要望したにもかかわらず、直前になって協議会側が「通達の件があるので」と断りの連絡を入れたという。

実際の事例として、こういうものがあったようです。

たむたむの自民党VS民主党:今問題の防衛省事務次官通達(全文) - livedoor Blog(ブログ)
http://tamtam.livedoor.biz/archives/51501325.html
2010年11月18日

 防衛省・自衛隊が主催し、又はその施設内で行われる行事に部外の団体が参加する場合は、行事を実施し、又は行事の行われる施設を管理する防衛省・自衛隊の部隊又は機関の長は、以下のとおり対応する。

(1)当該団体に対し、法第61条及び令第87条に規定する隊員の政治的行為の制限について周知するとともに、隊員が法第61条及び令第87条に規定する政治的行為をしているとの誤解を招くようなことを行わないよう要請すること。

抜粋引用の為、詳しくはリンク先をご覧下さい。

この通達を理由に挨拶をさせないようにする事は出来ません。主催者として挨拶を取り止めて貰う事は勿論出来ますがね。

こういう様に、通達によって違憲である言論統制が行われています。

松崎議員は、シビリアン・コントロールの事ばかりで、実際に起きている言論統制については何も書いておられませんが、産経新聞の一連の記事に関する反論と共に、この件に関しての見解も披瀝して頂ければと思います。

それから、「一方的な主張がされている」との事ですが、こうやってご自身のホームページに意見を書かれているのですから、とても一方的とは言えませんね。誰も松崎議員の言論を封殺はしていないのだから。
もし、産経の記事が事実無根であるというならば、ぜひ裁判をされては如何でしょうか?

翻って、産経の記事が正しい場合、自衛官がその職責から反論や手出しを出来ない事は周知の事実でありますが、松崎議員はその事を知りながら因縁を付けていたという事になります。
無い事だとは思いますが、産経が正しかった場合には、即刻政治家を辞めて頂き、二度と公務には関わらないで頂ければと思います。

また、松崎議員は「戦前の蹉跌を繰り返す」とも書かれていますが、防衛省の通達及び文書課の関連文書による「言論統制」の方が、余程民主主義を危うくし、日本の法治主義を揺るがすものです。

何度も書きますが、防衛省の通達と文書課の文書は違憲であり、違法です。シビリアン・コントロールを理由に、自衛隊を言論統制の道具にすべきではありません。



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民間人の言論統制を促す様な通達について、自衛隊員を恫喝した疑いのある松崎哲久議員が自衛隊関係者を呼び出していた事がが判明

以前のエントリーで取り上げた防衛次官通達について続報が有ったので書きたいと思います。

空自隊員「恫喝」の民主・松崎氏 政権批判発言後、基地司令呼び出す - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101122/stt1011221411025-n1.htm
2010.11.22 14:10

 自衛隊関連行事の来賓に政治的発言を控えるよう求めた防衛省の事務次官通達問題で、民主党の松崎哲久衆院議員が通達発出のきっかけとなった航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)での協力団体会長の政権批判発言に関し、基地司令らを呼び出していたことが22日午前の参院予算委員会一般質疑でわかった。

 自民党の佐藤正久氏が、「(政権批判発言のあった航空祭の翌日の)11月4日に松崎議員から抗議があったのではないか」とただすと、北沢俊美防衛相は「その事実は後日、報告を受けた。事実関係を知りたいということだと思う。向こう(松崎氏)から呼び出しがあった」と明かした。

 また、その際には「入間基地司令と官房文書課長がうかがい、基地司令から祝賀会での協力団体会長のあいさつ内容を申し上げ、文書課長は政務三役の指示で、同じような事案が起こらないよう必要な対策を講じる旨の防衛省の方針を話した」と説明。「(松崎氏による)抗議ということではなかった」と佐藤氏の指摘を否定した。

 松崎氏は7月に同基地で行われた納涼祭で、車の誘導をめぐり隊員に"恫喝(どうかつ)"したとの指摘が出ている。

まず、防衛省関係の政府の役職に就いてる訳でもなく、与党の一国会議員に過ぎない松崎哲久氏が、わざわざ自衛隊行事の民間人の発言について、自衛隊員を呼び出している事に違和感を覚えますね。そこで今回の通達について何らかの指示があったのではないかと疑念を抱きたくなります。
この件について松崎議員はどのようなやり取りがあったのか明らかにすべきでしょう。"マスコミの陰謀"にやられないためにもね。

防衛次官通達、「憲法上問題ない」…内閣法制局 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101123-OYT1T00230.htm
2010年11月23日09時46分

 防衛省と内閣法制局は22日の参院予算委員会理事会で、政治的発言をする部外者を自衛隊関連行事に呼ばないよう求めた防衛次官の通達について、「憲法で保障された表現の自由等との関係で問題となるものではない」との見解を示した文書を提出した。

 文書は、「通達は隊員にあてて示されているもので、一般の国民の行為を規制しようとするものではない」と記している。

たむたむの自民党VS民主党:今問題の防衛省事務次官通達(全文) - livedoor Blog(ブログ)
http://tamtam.livedoor.biz/archives/51501325.html
2010年11月18日

こちらのblogで通達の全文と関連文書の全文がご覧頂けます。

次に内閣法制局の答弁についてですが、上のblogに依れば

(2)参加を依頼された行事に、法第61条及び令第87条の規定に抵触するおそれのある内容が含まれていないことを確認し、当該確認ができないときは当該行事に参加しないこと。

とあり、例えその行事が政治的な目的の為でなくても、来賓等の挨拶について事前に確認する事を求めています。
これを今回問題視された民間人の例に当て嵌めてみれば、内閣法制局の、「通達は隊員にあてて示されているもので、一般の国民の行為を規制しようとするものではない」という見解は通達の内容を理解しているとは思えません。

また、文書課の連絡について、

 防衛省・自衛隊が主催し、又はその施設内で行われる行事において、部外団体を代表して参加された方が御挨拶を述べられた場合には、当分の間、その概要を作成し、大臣官房文書課に提出していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

とあり、来賓の挨拶について事後の検閲を行う旨が書かれています。

内閣法制局はこれまでガラス細工を作る様に法に対する政府見解を組立ててきていたのに、今回は全く精彩を欠き、その面影を見る事さえ出来ません。非常に残念でなりません。

この通達及び文書は、憲法違反である事を指摘しておくと共に、即刻撤回されなければならないものであるという事も書いておきたいと思います。
自衛隊員を言論統制の道具に使うようなことが有っては断じてなりません。



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