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NECのAndroid端末「LifeTouch NOTE」について

【PC Watch】 NEC、日本語キーボードの7型Android端末「LifeTouch NOTE」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110215_425724.html
2011年 2月 15日

 NECは、7型ワイド液晶を搭載するAndroid端末「LifeTouch NOTE」シリーズを3月10日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 ストレージ容量、通信機能の違いで3モデルを用意。フラッシュメモリ8GBとSDHCカード8GB付属の「LT-NA75W/1A」、フラッシュ2GB+SDカード2GBの「LT-NA70W/1A」、FOMAハイスピード対応でフラッシュ8GB+SDHCカード8GBの「LT-NA75F/1A」で、店頭予想価格は順に、45,000円前後、40,000円前後、55,000円前後の見込み。FOMAモデルの発売時期は4月下旬予定。

 本体色は内蔵フラッシュメモリ8GBの2モデルがピアノブラック、バーミリオンレッド、チョコレートブラウンの3色、フラッシュ2GBの下位モデルがピアノブラックのみ。

 NECのAndroid端末「LifeTouch」シリーズの個人向け製品。筐体はキーボードのあるクラムシェルタイプで、文字入力に適したハードウェアとソフトウェアを搭載した。プロセッサはNVIDIAのTegra 250 1GHz(2コア)、OSはAndroid 2.2、ディスプレイは800×480ドット(WVGA)表示対応のタッチパネル式7型ワイド液晶を搭載。また、スペースキー下部にポインティングデバイスを備える。

 このほか、ブラウザやギャラリーといった標準搭載アプリに加えて、Google認証を取得し(FOMAモデルは取得予定)、GMS(Google Mobile Service)アプリや、Androidマーケットを利用できる。NECビッグローブが運営する日本語サイト「andronavi」ではアプリ紹介のほか、マンガや写真集の紹介、電子書籍なども対応予定としている。

 通信機能は、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRを標準搭載。FOMAハイスピード対応モデルは店頭で通常販売されるため、回線契約はドコモショップや携帯電話販売店で行なう。NTTドコモの端末ではないため、スマートフォン用の「spモード」や「ドコモマーケット」は利用できない。LifeTouch NOTEをルーターにするテザリング機能、Wi-Fiアクセスポイント対応携帯電話は対応する。

【Hothotレビュー】 NEC「LifeTouch NOTE NA75W/1A」 ~モバイルギアの再来!?キーボード搭載Android端末
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20110215_427038.html
2011年 2月 15日

 ところで、キー数が少ないこともあり、右ShiftキーやCtrlキーが省かれているとともに、Fnキーと併用で利用するキーも若干多くなっている。例えば、「半角/全角」キーがEscキーとの併用になっていたり、ファンクションキーのうちF11とF12がFnキー併用となっている。半角/全角キーについては、日本語入力時によく利用するため、できれば独立して用意してもらいたかった。

 ただ、1点だけかなり問題になりそうな部分がある。それは、「ろ」キーがカーソルキーの「↑」のさらに右側に配置されているという点だ。筆者はローマ字入力のため、この点は全く気にならなかったが、かな入力を行なっている人にとって、この仕様は致命的と言えるかもしれない。どうせなら、「ろ」キーと「↑」キーも、FnキーやCtrlキー同様、機能を入れ替えられればよかったように思う。キーの入れ替えはソフトウェアで実現できるはずなので、今後のバージョンアップで対応してもらいたい。

 スペースキー手前には、光学式のポインティングデバイスが用意されている。ポインティングデバイス上で指を滑らせると、カーソルの移動などが行なえる。また、ポインティングデバイス自体を押し込めるようになっており、選択ボタンとしても機能する。ただ、液晶パネルにはタッチパネルが搭載されていることもあり、ポインティングデバイスを活用する場面はそれほど多くない。ちなみに、ポインティングデバイスは無効にすることも可能だ。

 ライフノートは、見た目は単なるメモ帳やテキストエディタのようだが、その機能はかなり充実している。メインとなる機能は文字入力機能で、その点は一般的なテキストエディタと同じ。もちろん、コピーや貼り付け、検索/置換など、テキストエディタに必須となる編集機能もしっかり盛り込まれている。

 それに加えライフノートには、主要なブログやSNSや、メーラーとの連携機能が用意されており、ライフノートで書いたテキストデータを、直接ブログやSNSに投稿したり、メール送信できるようになっている点が面白い。しかも、テキスト編集だけでなく、編集中のテキストに画像も添付できるようになっている。添付可能な画像は、内蔵カメラで撮影済みの画像だけでなく、カメラアプリを呼び出し、その場で撮影して添付することも可能だ。

 液晶パネル表面には、タッチパネルが取り付けられている。このタッチパネルは感圧式で、指だけでなく、本体右側面に内蔵されているスタイラスを利用しての操作も可能。ただし、マルチタッチには対応しておらず、指2本での拡大/縮小などの操作は行なえないため、タッチでの操作性は一般的なAndroid端末よりも劣る。

 また、HOMEボタンや検索ボタン、戻るボタンは、液晶パネル側には用意されず、キーボード側(ファンクションキーの右側)に用意されている。そのため、タッチ操作で利用している場合には、まどろっこしさがつきまとう。実際、Windowsミニノートと同様の感覚で利用していると、Webブラウザ利用時に、前の画面に戻る場合などに戸惑った。こういった場面で、このマシンがAndroid端末だと改めて気づかされる。

 プロセッサには、NVIDIA Tegra 250を採用している。動作クロック1GHzのデュアルコアプロセッサで、動作は非常に軽快だ。また、Tegra 250にはHDビデオの動画再生支援機能が内蔵。試しに、1,280×720ドットの、H.264形式やWMV9形式の動画ファイルを再生してみたが、コマ落ちは全く感じられなかった。また、この試作機ではFlashPlayer 10.1もインストールされており、Youtubeやニコニコ動画といったWeb動画サイトの動画も非常にスムーズに再生できる。特に、ニコニコ動画では、多数のコメントもほぼ処理落ちせずにスクロール表示される。

 バッテリ駆動時間は、カタログ値ではホームページ閲覧時で最長約9時間、動画再生時で最長約8時間、YouTube動画再生時で最長約7時間とされている。そこで、実際に動画を連続再生させ、バッテリ駆動時間を計測してみた。利用した動画ファイルは、解像度1,280×800ドット、ビットレート約8MbpsのWMV9形式の動画ファイルで、SDカード上に置いた状態で連続再生させた。

 結果、バックライト輝度を最高に設定し、無線LANはオン、Bluetoothはオフの状態では、約4時間02分、バックライト輝度を最低に設定し、無線LANとBluetoothを共にオフにした状態では約5時間59分であった。HD動画ということもあってか、カタログ値より短かったが、6時間近く連続再生できたことを考えると、バッテリ駆動時間は十分満足できるレベルと考えていいだろう。

 ちなみに、実際に1日持ち歩いて、外出先で公衆無線LANを利用したWebアクセスやWeb動画視聴、地図検索、カメラでの写真撮影、テキスト入力などを試してみたところ、午前9時頃から夕方6時頃まで利用しても、バッテリはまだ20%ほど残っていた。この時は、持ち歩きつつ、いろいろな場所で取り出して利用するというスタイルで、当然連続利用というわけではなかった。一応、意図してかなり頻繁に利用したが、それでも9時間のうち実際の利用時間は50%あるかどうかだった。とはいえ、通常の利用では、外出時にそこまで長時間使い続けることは少ないと思われるので、1日持ち歩いて利用しても、バッテリ切れになる心配はほぼないと考えて良さそうだ(FOMA HIGH-SPEED搭載モデルに関しては、異なる可能性が高い)。

【PC Watch】 NEC、キーボード搭載Android端末「LifeTouch NOTE」発表会 ~7型×2画面のAndroid端末を参考展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110215_427051.html
2011年 2月 15日

 質疑応答では、Androidのバージョンアップについて質問があがり、「この端末自身がAndroid 2.2に適した状態で提供している。現状では2.2で使っていただきたい。NECとしては利用シーンに合わせて最適なプラットフォームを作っていく。この製品に関しては、現時点で最適にチューニングしたと考えている」と答えた。

 続いて、参考展示された「LifeTouch W」を紹介。7型2画面の折り畳み式Android端末で、縦持ちでの電子書籍ビューワーや、学習端末といった用途を想定している。手書き文字入力/認識などの機能も備える。西大氏は「本やノートのイメージで作り込んでいきたい」という。

 会場には、LifeTouchシリーズが展示された。2画面の「LifeTouch W」は液晶のタッチパネルに加え、操作ボタンを装備し、どちらでも操作可能。展示機は、マンガの見開き表示などを行なっていた。

全ての記事が抜粋引用の為、詳しくはリンク先をご覧下さい。

ASCII.jp:キーボード搭載のAndroid端末 LifeTouch NOTEが発表
http://ascii.jp/elem/000/000/588/588920/
ASCII.jp:開発者に聞く LifeTouchはモバイルギアの夢を見るか?|西田 宗千佳のBeyond the Mobile
http://ascii.jp/elem/000/000/589/589061/
これは"モバギ"の再来か:ATOKも"Ctrl+c"も使えるキーボード付きAndroidポケットノート──「LifeTouch NOTE」の実力検証 (1/4) - ITmedia +D PC USER
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1102/15/news026.html

別ソースのレビューと開発者へのインタビューです。

以前のエントリーで「Dynabook AZ」を取り上げましたが、Androidマーケットを利用出来ない点やハードウェアの作り込みの甘さから評判が良いとは言えない物でしたが、今回の「LifeTouch NOTE」は期待出来そうです。

テキストやメールの作成、blogやSNSへの投稿がある程度シームレスに出来そうな事や、ストリーミング再生も十分行えそうな事、長時間駆動が可能な事で、ネットブックの代わりは十分出来そうです。

残念な点は、液晶の解像度が低い事ですが、マーケットにあるAndroid用ソフトウェアを利用する事を考えると仕方が無いのかも知れません。
もう1つは、OSのバージョンアップの可能性が低そうである点ですね。まあ、これについてはFlashPlayer 10.1も搭載されており、用途さえ間違えなければ、それ程問題になるとは思えませんが。それよりも「ライフノート」の不具合修正の方に力を注いで欲しいと思います。

「LifeTouch W」ですが、これは以前のエントリーで紹介した「libretto W100」を彷彿とさせる物ですね。
AndroidはWindows7と違いタッチ操作を前提としていますし、駆動時間も長いでしょうから製品の性格は全く違った物になるでしょうけども。

2つの製品共、非常に楽しみです。店頭に展示されたら是非触りたいと思います。



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